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矯正と顎発達|乳歯期からの取り組みで気をつけたいこと
2026/09/03
「矯正治療は永久歯が生え揃ってから」と思われがちですが、実は乳歯期からの口腔習慣が将来の歯並びに大きく影響します。離乳食の進め方、咀嚼習慣、呼吸など、日常生活で顎の発達を促す工夫があります。本記事では、西大島ハーヴェスト矯正歯科が、乳歯期からの取り組みを解説します。
乳歯期の口腔機能の発達
顎の発達と歯並びの形成は、乳歯期の口腔機能発達と密接に関連しています。
口腔機能発達の重要時期
- 0〜1歳:母乳・哺乳瓶での吸啜運動
- 1〜3歳:離乳食から幼児食への移行、咀嚼の発達
- 3〜6歳:永久歯萌出前の咀嚼・嚥下機能の確立
- 6〜12歳:永久歯萌出と歯列・咬合の確立
影響する要素
- 授乳期の吸啜運動
- 離乳食の食材・調理法
- 幼児期の咀嚼習慣
- 呼吸(鼻呼吸/口呼吸)
- 姿勢・舌の位置
- 口腔習癖(指しゃぶり・舌癖等)
授乳期の吸啜運動
母乳または哺乳瓶での吸啜運動は、顎の発達に重要な役割を果たします。
母乳のメリット
- 赤ちゃんが舌・口唇・頬を使って積極的に吸う
- 顎・口腔周囲筋の発達を促進
- 鼻呼吸の習慣化
哺乳瓶使用時の工夫
- 適切な哺乳瓶・乳首の選択(流量が早すぎないもの)
- 抱き方・授乳姿勢に配慮
- 適切な吸啜運動を促す
注意点
- 2歳以降の哺乳瓶は控える(歯列への影響)
- 哺乳瓶で寝かせない(虫歯リスク)
離乳食と咀嚼の発達
離乳食の進め方は、咀嚼機能の発達と顎の成長に大きく影響します。
離乳食の段階別ポイント
- 5〜6ヶ月(ゴックン期):なめらかなペースト状。舌で押しつぶす経験。
- 7〜8ヶ月(モグモグ期):豆腐程度の硬さ。舌と上顎で押しつぶす。
- 9〜11ヶ月(カミカミ期):バナナ程度の硬さ。歯茎で噛む経験。
- 12〜18ヶ月(パクパク期):一口大の食材。前歯で噛み切る経験。
注意したい点
- 柔らかいものばかり与えない
- 急いで進めない
- 形状・硬さを段階的に変える
- 食材の多様性を確保
影響
適切な離乳食で咀嚼筋・顎の発達が促され、顎が十分に成長します。柔らかいものばかりでは顎の発達が不足し、永久歯のスペース不足→叢生に繋がる可能性が指摘されています。
幼児期の咀嚼習慣
3〜6歳の幼児期は、咀嚼機能の確立期です。
推奨される食材
- 歯ごたえのある野菜(生人参・きゅうり・大根)
- するめ・あたりめ等の噛む食材
- 骨付き肉
- 玄米・雑穀米
- 果物(リンゴ・梨等)
- 固めのパン
避けたい食習慣
- 軟らかいものばかり食べる
- 飲み物で流し込む
- すべてミキサーにかける
- 食べる時間が短すぎる(よく噛まない)
家族の食卓を整える
子供の咀嚼習慣は家族の食事スタイルに大きく影響されます。家族で「よく噛んで食べる」習慣を共有することが大切です。
呼吸と口腔習癖
鼻呼吸の習慣化
鼻呼吸は上顎の発達を促す重要な要素です。常時口が開いている口呼吸の習慣化は、上顎の発育不足・歯列不正の原因に。
注意したい口腔習癖
- 指しゃぶり(4歳以降の継続)
- 舌癖(前歯を舌で押す)
- 頬杖
- うつぶせ寝
- 片側ばかりで噛む癖
習癖への対応
- 叱責ではなく、優しく代替行動を促す
- 原因(不安・退屈・睡眠時の癖)を観察
- 専門家への相談(4歳以降の指しゃぶり等)
- MFT(口腔筋機能療法)の検討
西大島ハーヴェスト矯正歯科の取り組み
当院では乳幼児期からの口腔発達についてもサポートしています。
- 就学前のお子様の口腔機能評価
- 離乳食・幼児食の進め方のアドバイス
- 口腔習癖への対応
- 必要に応じてMFT導入
- I期矯正治療への連携
- 連携小児歯科のご紹介
西大島・大島・東陽町エリアで小さなお子様の歯並びをご心配の保護者様、お気軽にご相談ください。火〜土診療(日・月休診)。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 乳歯の時期から矯正できますか?
乳歯期の本格矯正は通常行いませんが、口腔機能訓練(MFT)や口腔習癖の改善は4〜5歳から始められます。受け口など特定症例では3〜5歳からの装置使用も。
Q2. 母乳と歯並びは関係ありますか?
明確な因果関係は議論段階ですが、母乳での吸啜運動が口腔発達に寄与するという見解はあります。母乳だけで歯並びが決まるわけではないため、過度に気にする必要はありません。
Q3. 離乳食で気をつけることは?
段階に応じた硬さ・形状の食材を提供し、急がず進めることが大切。柔らかいものばかりでなく、食材の多様性も意識してください。
Q4. 指しゃぶりはいつまでに止めるべきですか?
一般的に3〜4歳までは自然な行動とされ、無理に止める必要はありません。5歳以降も続く場合は歯列への影響が出やすくなるため、対策を検討する時期です。
Q5. 子供にどんな食事を意識すべき?
歯ごたえのある食材(野菜・果物・固めのパン等)を含めるよう意識し、よく噛んで食べる習慣を家族で共有することが大切です。
▶ 矯正治療のご相談はお気軽に
記事をお読みいただきありがとうございました。歯並びや噛み合わせのお悩みは、西大島ハーヴェスト矯正歯科までご相談ください。火〜土診療(日・月休診)で、西大島・大島・東陽町・江東区エリアからのアクセスにも便利です。
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